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B2Bの見積もりは、パッケージシステムでは作れません

2026年09月05日配信

こんにちは、鉄飛テクノロジーの岡田です。

見積書を作るためのパッケージシステムは、世の中にいっぱいあります。品番を入れて、価格表から引いて、数量を掛け算して、はい、答え。そういう単純な見積もりなら、それで済む。

コンシューマー向けのB2Cの見積もりは、大体そういうものです。だから、パッケージシステムで、綺麗にできる。

でも、うちがターゲットとしているB2Bのマーケットは、話が違います。

簡単にその品目を選んで、数量を入れたら、表計算で答えが出るというような見積もりではないんです。もっと、複雑な条件が絡んでくる。

例えば、こういう話です。この品物を納めるには、何トントラックが必要で、それを何々関西地区で頼める業者はどこしかなくて、電話してみたら、あそこの一番直近で空いているのはいつしかない。そういう根回しをして、見積もりを取って、やっと数字が出せる。

こんな複雑なプロセスを通すものは、パッケージシステムでは、絶対にできないんです。

だから、皆さん、どうしているかというと、エクセルとマニュアルと、個人の信用と顔でつないでいます。エクセルはまあ、何でもできる。何でも書ける。柔軟で複雑な見積もりをやろうとすると、結局これに落ち着く。

そして、システムが作った見積もりが、そのまま出せるということには、なかなかならなくて、人がいろいろチェックしなきゃいけない。「これ見てください」と置いておいて、また検索して、見返して、修正して。それを繰り返す話になってきます。

特定のシステムの入力画面で、どうこうする、ではないんです。最終的には、例外事項を手打ちで注記したPDFみたいなやつを、行ったり来たりする。それにお客様が手書きで書き込んだやつが戻ってきて、実はその手書きが重要だったりする。

あんまり綺麗じゃない、イレギュラーなコミュニケーションも、たくさん発生します。

お客様が見積書に、手書きで図面をくっつけてきて、添付書類をつけてきて、「こういうふうにお願い」と書いてきたやつを、一緒に閉じておく。これが結構重要になったりする。

そのイレギュラーに対する仕組みが、見積書作成システムには、あんまりないんです。お客様が手書きで書いてきたものを添付して、それをこちらがコメントして、みたいな仕組み。

そうなると、汎用の文書管理システムの、出番になるんです。

私たちがやっているのは、そういう話です。見積もりを作るシステムを、うちが提供しているわけではない。作った見積もりを、放り込んでおいて、素早く見つけられるようにする。たくさんあっても、見つかるようにする。添付ファイルや、普通のデータベースでは扱えないような、添付文書や、手書きのデータも、一緒に閉じ込めておく。なんなら、手書きも、オプションで検索できるようにする。

「見積書」と一言で言っても、B2CとB2Bでは、まったく別の世界です。パッケージ販売システムを買ってきて、うまくいかなかった方は、たぶん、この違いに気づいていない。

B2Bの見積もりを支えているのは、エクセルと、人の顔と、なんでも放り込める文書管理システム。そこに、うちの出番があるんです。